5年 フローティングスクール2日目 びわ湖学習2
「プランクトンの観察」では、船上から汲んだ湖水を電子顕微鏡で観察します。一見何もないように見えても、顕微鏡で見るとたくさんのプランクトンが存在しています。これを見ると、いくら見た目きれいで安全と言われても、生水を飲むのはちょっと・・・と思えてしまいます。
「びわ湖の水の透視度調査」では、南湖と北湖の違いと再現された40年前(およそ1985年頃、昭和60年頃になりますか・・・)との違いを見比べます。『びわ湖富栄養化防止条例』が制定されたのが1979年です。その頃、琵琶湖は汚れてきていると言われ、これ以上汚くならないように条例が制定されました。そのことを考えると、40年前と現代(2025年)を比べると、現代の方が透視度は高いのではないでしょうか。しかし・・・今年は雨が少なく、猛暑でびわ湖も生息する生物も、環境的にはあまりよくない状況かもしれません。
自然の力には抗えませんが、人間の活動で改善できることは、やはり努力すべきであることを、この学習と体験で学び得てほしいと思います。