4年 環境学習出前授業
栗東市にある環境創研のみなさんに、汚れた水から汚れを凝集させて取り除く過程を実験を通して学ぶ出前授業に来ていただきました。
絵の具・コヒー・豆乳をとかして薄めた水に、ミョウバン液や重曹液を入れてかき混ぜると、もやもやとしたものが現れてきました。水の中の汚れがかたまって大きくなっていきます。それでも、上澄み液は濁ったままです。さらに凝集剤という液を加えて混ぜると、汚れのかたまりが大きくなり、上澄みが透き通っていきました。
汚れた水を流すと、魚などが住めるくらいまできれいにするためは、たいへん多くの水で薄める必要があります。こうして、汚れを取り除くことができれば、環境にやさしい水に戻すこともできるようになります。
会社では、使った水の汚れをできるだけ取り除き、下水道に流すようにされています。その工程の一部を、実験を通して体験することができました。最後に、「汚れた水をきれいにするのはたいへんです。できるだけ、水を大切に、汚さないように工夫して生活してください。」話がありました。


