3年生 ゴールボール体験

福祉体験学習を行うにあたり、滋賀県ゴールボール協会会長の西村秀樹さん、副会長の赤渕義誉さんに来校いただきました。まずは、体育館でゴールボールについてのお話をお聞きしました。

ルールを聞いた後、実際にボールを触らせていただいたり、ゴールキーパーとしてのやり方を教えていただいたりしました。体を使ってボールを受けるのではなく、体でボールを止めることを習いました。実際にやってみると、つい目を開けてみてしまいます。音だけで判断することの難しさと、ボールがどれくらいのスピードで転がってくるのか、当たったらどれくらい痛いのかがわからないため、少し恐怖心も芽生えたようですが、体験して初めてその面白さも実感できたようでした。

次の時間、教室に戻って視覚障害者である西村さんから、目の見えない日常の生活の事や、どのように接してもらえると嬉しいか、案内するときの方法などを教えていただきました。

白杖を持った方は目が不自由な方なので、道案内をするときに「あっち」や「こっち」ではなく「右、左」と言わなければ伝わらないことや、少し前の位置で肩に手を置いてもらい案内すること、階段や段差のある所では事前に伝えることなどを教えていただきました。実際に案内役をしてみて、ようやくコツが掴めたようでした。




