就学前教育協議会 研究授業

 就学前から小学校への滑らかな移行と子どもたちの学びの接続を研究するために、1年生の算数の授業を、こども園の先生方と小学校の先生とで一緒に参観し、その後研究会を開催しました。  5時間目は、子どもたちの集中力も途切れがちなので、少し気を引くためにキャラクターを登場させわくわくした気持ちで算数に取り組めるように工夫をしました。
 この時間は、引き算の学習です。算数ボックスにある、ブロックを使って10のかたまりからいくつ減らすかを考えました。
 日常の生活では、10のかたまりからいくつ減らすと残りはいくつになるかという考えは、卵など10個単位でパッケージされているものを購入したり、使用して不足分を補ったりする際に必要な考え方でもあります。引き算のやり方を学ぶとともに、机上の学習だけではなく、日常生活に関わることであるという認識を持てば、必要な学習として定着するのではと考え、実物を用意した授業を実践しました。